利き手の人差し指にレンズをのせ、キズやホコリがないか確認します。
※手と指の水分をよく拭き取っておくと、レンズをつけやすくなります。
正しい使い方
コンタクトレンズについて
コンタクトレンズの基本用語
♦︎サイズ・形状について
数値が大きいほど、目の中でレンズが覆う面積が広くなります。
瞳の見た目の大きさに影響する数値で、カラコン選びの重要なポイントです。
数値が小さい:カーブがきつい
数値が大きい:カーブがゆるい
ソフトレンズはある程度柔軟性がありますが、
自分の目に合わないとズレや痛みの原因になります。
眼科検診で自分のBCを正しく把握しておきましょう。
♦︎使用期限について
1DAY
一度はずしたら、その日のうちでも再装用はできません。
1MONTH
週に数回しか使わなくても、開封から1ヶ月経ったら破棄してください。
終日装用
朝起きてから夜寝る前までレンズをつけ、寝る前には必ずはずす使い方のことです。つけたまま眠ることはできません。
※汚れや傷が生じた場合は、期間内であっても直ちに新しいレンズと交換してください。
♦︎度数・性能について
「-(マイナス)」の数字が大きくなるほど、
近視を矯正する力が強くなります。
「±0.00」は視力補正がない「度なし」の状態を指します。
高含水(水分が多い)は酸素を通しやすく、
低含水(水分が少ない)は目が乾きにくい傾向があります。
ただし、酸素の通りやすさや乾燥感は、
レンズの厚み、汚れ、個人の使用環境によっても変わるため、
自分に合った素材を選ぶのが大切です。
コンタクトレンズの正しい使い方
レンズの付け方
基本の手順
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①レンズの準備と確認
-
②表裏の最終チェック
レンズがきれいな「お椀型」になっているか横から確認します。
※縁が外側に反っている場合は、裏返しになっているサインです。 -
③まぶたをしっかり開く
中指で下まぶたを、もう一方の手で上まぶたをしっかりと引き下げます。
※まつげの根元を押さえることで、まぶたがスムーズに開きます。 -
④黒目に乗せる
まっすぐ前を見たまま、黒目の中央にレンズを静かにのせます。
※黒目に押し付けず、ゆっくり指を離してください。目を傷つける恐れがあります。 -
⑤レンズを定着させる
レンズが黒目の上に乗っているかを確認し、ゆっくりと2~3回まばたきをします。
※急に強くまばたきをすると、レンズが外れる場合がありますのでご注意ください。
レンズの外し方
基本の手順
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①位置の確認と準備
鏡を見て、レンズが黒目(角膜)の上にあることを確認します。
-
②まぶたを開く
利き手の中指で、下まぶたを軽く引き下げ、まばたきができないように固定します。
※顔や手が濡れていない状態で、清潔な指で行いましょう。 -
③優しくつまんで外す
そのままの状態で、親指と人差し指の腹を使いレンズを優しくつまみます。
※レンズの端に触れるようにすると、スムーズに外せます。 -
④指を離して完了
レンズが指についたことを確認したら、ゆっくりと指とまぶたを離します。
※力を入れすぎたり、爪を立てたりしないようご注意ください。
シリコン素材のレンズの外し方
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①目薬などでレンズと目の間を潤す
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②レンズをゆっくり白目の下側へ移動させます
※外す時は清潔な乾いた手で行いましょう
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③人差し指と親指の腹でレンズに爪を立てず、押し上げるようにそっとつまみます
レンズを時計と見立てて
親指が8時、人差し指が4時の位置になるようにすると外しやすくなります。 -
④つまんだままゆっくり引き抜きます
レンズケアの方法
ケア前のセルフチェック
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☑そのレンズは使い捨て(1day)ではありませんか?
1dayタイプは一度はずしたら、その時点で役割終了です。 洗浄して再装用することはできません。迷わずゴミ箱へ捨ててください。
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☑使用期限(開封後の日数)を過ぎていませんか?
コンタクトの使用期限は「実際に使った日数」ではなく 「開封してからの日数」で数えます。 期限を過ぎたレンズは、洗っても品質が戻らないため破棄してください。
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☑レンズに傷や破れはありませんか?
落ちない汚れがあったり、破損したレンズを洗って使い続けると、 角膜を傷つける恐れがあります。新しいレンズに交換しましょう。
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☑今、目に赤みや痛みはありませんか?
目の不調がある時は、レンズを綺麗に洗っても解決しません。 装用を中止し、眼鏡で過ごして眼科を受診してください。
基本のレンズケア
基本の手順
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①レンズを洗浄保存液で洗う
レンズに洗浄保存液を数滴つけ、両面各20~30回丁寧にこすり洗いをします。
※その際同じ方向(左右または上下)に動かしてください。円を描くようなこすり方はレンズ破損の原因になる場合があります。 -
②レンズをすすぐ
レンズを洗浄保存液でよくすすぎます。
-
③レンズケースで消毒する
レンズケースに洗浄保存液を満たし、
レンズを完全に沈めて所定の時間消毒してください。
消毒後は、レンズを取り出しそのまま装着できます。
※数日使用しない場合は、保存液を3〜4日ごとに交換してください。
こすり洗い不要タイプをお使いの方へ
こすり洗いの手間が省けますが、通常の洗浄液とは全く異なる注意点があります。
誤った使い方をすると、目に激痛や深刻なダメージを与える危険があります。
必ず詳細ページで正しい手順を確認してください。
安全にご使用いただくために
コンタクトレンズは「高度管理医療機器」です。
目の健康を守るため、以下の内容を必ずご確認ください。
1. 眼科受診と定期検診(目の健康を守るために)
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必ず眼科医の検査・指示に従ってください。
体質や生活環境によりレンズを使用できない場合があります。
必ず医師の検査を受けてから購入してください。 -
「3ヶ月ごと」の定期検診を必ず受けてください。
自覚症状がなく快適に使用できていても、3ヶ月に一度(または医師の指示する間隔)は必ず検診を受けてください。知らないうちに目に傷がついたり、トラブルが進行したりしている場合があります。 -
装用を長期間中断した後は、勝手に再開しないでください。
1ヶ月以上装用を中止していた場合は、再開前に必ず眼科医の指示を仰いでください。
2. 装用スケジュール(特に初めてご使用の方へ)
レンズに慣れるまでのスケジュールには個人差があります。以下の例を参考に眼科医と相談し、無理のない範囲で装用してください。
-
徐々に装用時間を延ばしてください。
最初は目に違和感や異物感を感じる場合があります。初日から長時間装用せず、数日かけて少しずつ時間を延ばし、レンズを目に慣らしてください。 -
装用時間は「最大1日8時間」が標準です。
眼科医に指示された時間内であっても、違和感や刺激があるときは直ちに装用を中止し、眼科を受診してください。 -
無理な装用はさせないでください。(高齢の方・小児)
高齢の方や小児でレンズの取り扱いが難しい場合は、無理に装用せず眼科医に相談してください。
3. 絶対にやってはいけないこと(禁止事項)
-
眠る時は必ずレンズをはずしてください。
仮眠・昼寝を含め、つけたまま眠ることは厳禁です。 -
1dayタイプは一度はずしたら必ず捨ててください。
洗浄して再利用することは絶対にできません。 -
水道水につけないでください。
なめたり口に入れたりするのも厳禁です。感染症の原因となります。 - レンズを複数枚重ねて使用しないでください。
- 友達や家族とレンズを貸し借りしないでください。
- 異常(傷・破れ・変形・汚れ)のあるレンズは使用しないでください。
4. 体調の変化と特別な注意
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体調や環境の変化がある場合は医師の指示に従ってください。
病気、妊娠・出産、薬剤の服用、生活環境の変化はレンズ装用に影響を及ぼす場合があります。 -
アレルギー・持病のある方は事前に相談してください。
アレルギー疾患がある方や、金属アレルギーの方は、必ず事前に眼科医に相談してください。 -
MRI検査を受ける際は必ずはずしてください。
本レンズは金属を含む着色剤を使用しているため、検査時は必ず事前にはずしてください。
5. 日常生活の注意と取り扱い
- 目をこすらないでください。(角膜の傷やレンズ破損の原因)
- 水泳や激しいスポーツの時ははずしてください。
- 運転・機械の操作は慎重に行ってください。
- レンズに慣れるまで、および夜間の運転・操作は控えてください。
- 異物付着と乾燥を防いでください。
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ヘアスプレー使用時は目を閉じてください。
化粧品、薬品、塵、埃の付着にも注意してください。 - PC画面等を注視する際は、意識的にまばたきをしてください。
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ケア(洗浄)は正しく行ってください。
指示されたケア用品を使用し、煮沸消毒は絶対にしないでください。 - ケア用品の添付文書をよく読み、レンズケースは常に清潔に保ってください。
6. 異常が起きた時の応急処置と受診
万が一、装用中にトラブルが発生した場合は、以下の手順で直ちに対応してください。
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まずはレンズをはずしてください 。
痛み、くもり、かすみ、ぼやけ、充血、強い違和感など、少しでも異常を感じたら、すぐにレンズをはずしてください。 -
薬品等が目に入った場合は「すぐに洗い流す」
化学薬品などが目に入った場合は、直ちにレンズをはずし、大量の水道水などで目を十分に洗い流してください。 -
その後、直ちに眼科医の診察を受けてください。
応急処置の後は、症状の有無にかかわらず、速やかに眼科医で診察を受けてください。放置すると、重篤な目のトラブルに発展する恐れがあります。